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高校生が感動した「論語」

祥伝社新書 042

出版社名 祥伝社
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-396-11042-0
4-396-11042-1
税込価格 880円
頁数・縦 299P 18cm

商品内容

要旨

論語は二千年の長きにわたり、日本人の精神と道徳の根幹でありつづけてきた。日本人は論語というたった一冊の書物を通して、人とのつきあい方、正しい生き方を知らず識らずのうちに学んできたのだ。大人になって社会に出、人と人との間で揉まれ苦しむとき、真に役に立つのが論語である。だが、誰もが高校の授業で一度は触れた論語を、年を重ねて読み返したりはしない。三十有余年、慶応高校で論語を講じてきた著者は、「こんなにもったいないことはない」と力説する。孔子は五十代に入ってから名を成した。論語が苦労人ならではの処世術に満ちている所以である。共感できる章句が一つでもあれば、必ずや読む者の助けとなるはずだ。

目次

第1部 孔子のことば(人生の目標
家庭生活
教育と学問 ほか)
第2部 孔子プロファイリング(教育者として
政治家として
家庭人として ほか)
第3部 弟子たちのことば(有若
顔回
子貢 ほか)

著者紹介

佐久 協 (サク ヤスシ)  
1944年、東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文学を専攻。大学院修了後、慶応義塾高校で教職に就き、国語・漢文・中国語などを教える。同校生徒のアンケートで最も人気のある授業をする先生として親しまれてきた。2004年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)