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ありふれた愛の言葉

新書館ディアプラス文庫 135

出版社名 新書館
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-403-52135-5
4-403-52135-5
税込価格 616円
頁数・縦 297P 16cm

商品内容

要旨

誠の営む小料理屋に近頃よく顔を出す場違いな二人連れがいる。やたらに容貌の整った若い男と小学生らしき少年。関係は不明。常連たちは騒ぎ立てるが、誠にはどうでもいいことだった。かつて栄光と挫折を一度に味わい、今は惰性で生きるだけの日々。男から向けられる苛立つような視線は気になるが、追及する気力はない。だがある日、誠は男・陸生から突然「あんたの息子や」と少年を紹介され…!?長篇書き下ろし。

著者紹介

久我 有加 (クガ アリカ)  
3月1日生まれ。’00年、「春の声」(小説ディアプラス第4号/新書館)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)