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国家とメディア 事件の真相に迫る

ちくま文庫 う28−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-480-42275-0
4-480-42275-7
税込価格 770円
頁数・縦 318P 15cm

商品内容

要旨

憲法「改正」。共謀罪。拉致報道。裁判の「迅速化」。日々、ファシズム化していくこの国の動向を、実力派ジャーナリストが豊富な取材経験から解明し、警鐘を鳴らす。『ダカーポ』『日刊ゲンダイ』の時評を収録。また、「NHK番組改変問題」での「政治介入」の決定的証拠をスクープし、日本中に衝撃を与えた重要レポート2本を収録。

目次

第1章 魚眼複眼―『日刊ゲンダイ』時評(検察庁という悪夢
支持者を侮蔑した郵政民営化PR
「共謀罪」のとんでもない狙い ほか)
第2章 NHK番組改変問題―『月刊現代』より(NHK番組改変劇「暗黒の五日間」
「政治介入」の決定的証拠―NHK vs.朝日新聞「番組改変」論争)
第3章 メディア時評―『ダカーポ』時評(『いったい、この国はどうなってしまったのか!』前書き
中坊公平氏の唱える「正義」の中身
おごるな、検察!―福岡地検次席検事の情報漏洩事件だけではない ほか)

著者紹介

魚住 昭 (ウオズミ アキラ)  
1951年熊本県生まれ。’75年一橋大学法学部卒業後、共同通信社入社。司法記者として、主に東京地検特捜部、リクルート事件の取材にあたる。在職中、大本営参謀・瀬島龍三を描いた『沈黙のファイル』(共同通信社社会部編、新潮文庫)を著す。’96年退職後、フリージャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)