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富国と強兵 地政経済学序説

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-492-44438-2
4-492-44438-6
税込価格 3,888円
頁数・縦 590,48P 22cm

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商品内容

要旨

地政学だけでは世界覇権のゆくえはわからない。ポスト・グローバル化へ向かう政治、経済、軍事を縦横無尽に読み解く気宇壮大な21世紀の社会科学。

目次

地政学と経済学
貨幣と領土
資本主義の不安定性
通貨と財政
領土の政治経済学
戦争と国家
資本と強制
第一次産業革命の地政経済学
第二次産業革命の地政経済学
ハルフォード・マッキンダー
貿易の地政経済学
戦争の経済的帰結
制度経済学
経済成長の地政経済学
平和の経済的帰結
東アジアの地政経済学
領域国家と通商国家
地政経済学とは何か

おすすめコメント

衰退著しい覇権国アメリカ、混乱する中東、クリミアを強引に奪取するロシア、東シナ海、南シナ海で挑発行為をやめない中国。パワーバランスが大変動する今、「地政学」という、古めかしく、禍々しいニュアンスすら伴った言葉が現代に蘇ってきている。一方でこれまでの地政学的思考だけで、世界を分析し、生き抜くことは非常に困難だ。経済が地政学的環境にどのような影響を与えるのか、またその逆についても考察を及ばさなければならない。そうしなければ国際政治経済のダイナミズムを理解できず、戦略を立案することもできない。そこで、地政学と経済学を総合した「地政経済学」とも呼ぶべき新たな思考様式が必要となる。本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を解明しようとする社会科学であることを示し、地政学なくして経済を理解することはできず、経済なくして地政学を理解することはできないことを明らかにする。『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力でえぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。ポスト・グローバル化へ向かう政治、経済、軍事を縦横無尽に読み解く気宇壮大な21世紀の社会科学がここにある!

著者紹介

中野 剛志 (ナカノ タケシ)  
1971年、神奈川県生まれ。評論家。元・京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治経済思想。1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年に同大学院より優等修士号、2005年に博士号を取得。2003年、論文“Theorising Economic Nationalism”(Nations and Nationalism)でNations and Nationalism Prizeを受賞。主な著書に山本七平賞奨励賞を受賞した『日本思想史新論』(ちくま新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)