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江ノ電10kmの奇跡 人々はなぜ引きつけられるのか?

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-492-50276-1
4-492-50276-9
税込価格 1,620円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

全線わずか10kmに、年間乗客1700万人超!かつての廃線の危機を乗り越え“ローカル鉄道の雄”として異彩を放つ背景には、効率化・収益重視の風潮に流されない「昭和の鉄道屋の心」や、「変わらないこと」を大事にする戦略などがあった!!

目次

第1章 10kmの線路を歩くトップ(「鉄道は生き物」
線路の外も鉄道の現場 ほか)
第2章 鉄道が心をつなぐ(鉄道屋二代
保線区時代 ほか)
第3章 昭和の鉄道屋の心(昭和の職人気質には使命感があった
昭和の鉄道では安全はサービスではなかった ほか)
第4章 変わるのに変わらない風景(利便の裏のリスクを忘れがちな時代
ICカードの意外なマイナス面 ほか)

おすすめコメント

◆前帯コピー 全線わずか10kmのローカル鉄道に 年間乗客1700万人超! かつての廃線の危機を乗り越え“ローカル鉄道の雄”として異彩を放つ背景には、効率化・収益重視の風潮に流されない「昭和の鉄道屋の心」や、「変わらないこと」を大事にする戦略があった!! ◆本書の内容 廃線の危機を乗り越え、ローカル鉄道の雄として異彩を放つ江ノ電(江ノ島電鉄)前社長の初著書。テレビなどでも注目度の高い江ノ電についてのマネジメント側からの初めての出版物となる。全区間わずか10km15駅のローカル私鉄でありながら、年間乗客1700万人(うち1200万人超が観光客と推定される)以上を引きつけるのはなぜか? その背景には、地域の魅力もさることながら、効率化の風潮に流されずあくまで「安全」を第一に考える「昭和の鉄道屋の心」や、「変わらないことの魅力」を打ち出す戦略があると著者はいう。具体的には、トップが自らの脚で全線を歩く年末の総点検や、手間をかけても古い車両や駅舎を使い続けるエピソードなどが語られる。米国流の収益重視の経営が全盛の中、あえて日本の良き精神文化を見直すことが重要だという思いが伝わってくる。今後、量的な拡大が図れない中で、いかに「質」で企業価値を高めるか――という経営哲学としても大きな示唆を与えてくれる。鉄道、観光、町おこしなどの関係者はもちろん、一般のビジネスマン、経営者にも新たな視点を与えてくれる1冊。◆著者の言葉 江ノ電に昭和の良き姿を見出すことで、今の経済が置き忘れている大切な日本の精神文化を復権すれば、日本社会の再生の一助となるのではないか。鉄道屋として生きてきた男の言葉も、今の時代にお役に立てるのではないか。おこがましいですが、そう考えて、鉄道のことを語る本を出させていただきました。

出版社・メーカーコメント

わずか10kmの路線に年間1700万人(観光1200万人)超を引きつける「変わらないことの魅力」や「昭和の鉄道屋の心」など。

著者紹介

深谷 研二 (フカヤ ケンジ)  
江ノ島電鉄株式会社(江ノ電)前社長。1949年2月、東京生まれ。父は国鉄職員。1971年4月、日本大学理工学部土木工学科卒業後、小田急電鉄(株)入社。経堂保線区長、大和駅改良工事事務所長を経て、1988年工務部施設計画課長で大規模建設工事を担当。1997年運輸部長、1999年工務部長、2001年執行役員運転車両部長。2003年箱根登山鉄道(株)出向後、小田急グループ箱根再編事業を担当。2005年箱根登山鉄道(株)代表取締役社長。2008年江ノ島電鉄(株)代表取締役社長。2014年同社相談役。2015年6月退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)