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石油を読む 地政学的発想を超えて

日経文庫 1056

出版社名 日本経済新聞社
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-532-11056-7
4-532-11056-4
税込価格 913円
頁数・縦 197P 18cm
シリーズ名 石油を読む

商品内容

要旨

揺らぐ原油価格の原因はどこにあるのか?各国の対応を紹介しながら、その答えを探ります。特に石油需要の伸びている中国の対応は見逃せません。「資源パラノイア」と化す国の実像に迫ります。さらに、石油に対する誤った認識を排します。枯渇神話、OPEC神話、メジャー神話などについて指摘し、国際石油市場の実態について解説します。最後に、21世紀の石油・エネルギー戦略についてコメントします。日本の果たすべき役割についても触れます。

目次

1 揺らぐ原油価格の真犯人は誰か(ブッシュ政権の舵取りが高値を誘導する
輸入超過に転じた中国 ほか)
2 「資源パラノイア」と化す中国(激増する石油需要の背景
政府主導の石油開発 ほか)
3 「石油神話」を斬る(国際石油市場とは
OPEC、メジャー時代の終焉 ほか)
4 新しいエネルギー戦略を目指して(石油市場はどうなる?
調達手段にポートフォリオを ほか)

著者紹介

藤 和彦 (フジ カズヒコ)  
1960年名古屋市生まれ。84年早稲田大学法学部卒業後、同年通商産業省(現経済産業省)入省。大臣官房、産業政策局、資源エネルギー庁、中小企業庁、石油公団などの勤務を経て、現在、内閣官房内閣参事官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)