• 本

サブプライム金融危機 21世紀型経済ショックの深層

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-532-35296-7
4-532-35296-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 222P 20cm

商品内容

要旨

「怪物」の正体は?未知なる複合経済リスクを徹底解明。

目次

1 サブプライム―世界の金融市場が直面した2007年危機(噴出したサブプライム問題(2〜3月)
米ヘッジファンドの破綻(6月〜)
欧州への飛び火と流動性供給(8月〜)
バンク・ラン(8月下旬〜9月中旬)
米利下げろ金融機関の大幅損失(9月中旬〜))
2 発端―米国住宅市場問題の深層(源を探る―米国住宅金融の軌跡
米国住宅金融市場の規模と構造
サブプライム・ローンの普及
よみがえるS&L危機の悪夢)
3 加速―証券化市場のカラクリ(21世紀型金融危機
証券化とは何か?
進化する米国の住宅ローン証券化市場
サブプライム・ローンの証券化
債務担保証券(CDO)による再証券化
噴出した格付機関規制論
資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)と金融危機)
4 拡大―揺れるマネーフローと金融機関・投資家動向(リスクのリプライシング(再評価)が始まった
サブプライム問題とファンド
打撃を受けた世界の金融機関
ポストサブプライムの金融)
5 対応―激変緩和と再発防止に向けた取り組み(激変緩和措置を通じた担保物件の差押え対策
再発防止のための住宅ローン市場改革
金融市場の規律回復に向けて)

おすすめコメント

アメリカの住宅ローン危機から発生し、世界を襲ったサブプライム危機。証券化、国際金融の複雑な流れに乗って世界を席巻し、その衝撃は日本にも及んでいる。サブプライム危機を解明し、行方を展望する解説書。