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金融政策の死 金利で見る世界と日本の経済

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-532-35623-1
4-532-35623-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 270P 20cm

商品内容

要旨

金利は、経済を理解するための最強の武器である!量的金融緩和は効果がなく、むしろ有害だ。日本の経済政策は誤った考えに立脚している。金利を手がかりに経済問題の本質を解き明かし、通説の誤謬を突く!

目次

なぜ金利を問題とするか
第1部 金利は経済を理解する最強力の武器(金利は異時点間の価格
金利に関する裁定式
資産価格と金利)
第2部 金利の低下が世界経済を変えた(1990年代以降の金利大低下
世界的金融緩和でバブルが続発
財政ファイナンスが辿る危険な道
金利への無理解が生んだ年金制度の大失敗)
マクロ経済政策の限界と構造政策の必要性

著者紹介

野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)  
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。著書に、『情報の経済理論』(東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)