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宮崎駿の「深み」へ

平凡社新書 243

出版社名 平凡社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-582-85243-1
4-582-85243-2
税込価格 858円
頁数・縦 245P 18cm

商品内容

要旨

ナウシカや王虫は何を食べて生きているのか?もののけ姫・サンが動物の皮を被っているのはなぜか?“ものを食べ、腐敗させ、消化し、排出する”有機体的なサイクルに着目して、アニメ作品を丁寧に読み解き、宮崎駿の感性と思考の深部に迫る。子どもにとって、また大人にとって、アニメを見る意味を明らかにした快著。

目次

第1章 「ジャングル」から「腐海」へ―『ジャングル大帝』から『風の谷のナウシカ』へ
第2章 『風の谷のナウシカ』論
第3章 『天空の城ラピュタ』論
第4章 『となりのトトロ』論
第5章 『魔女の宅急便』論
第6章 『紅の豚』論
第7章 『もののけ姫』論
第8章 『千と千尋の神隠し』論
番外 『ハウルの動く城』へ―原作『魔法使いハウルと火の悪魔』を読む
まとめ―有機体的な世界の不思議さへ

おすすめコメント

ナウシカや王蟲など、宮崎アニメの主人公たちは、いったい何を食べて生きているのか?もののけ姫・サンが動物の皮を被っているのはなぜか?<ものを食べ、腐敗させ、消化し、排出する>有機体的なサイクルに着目して、アニメ作品を丁寧に読み解き、宮崎駿の感性と思考の深部に迫る本。子どもにとって、また大人にとって、アニメを見る意味を明らかにした快著です!

著者紹介

村瀬 学 (ムラセ マナブ)  
1949年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。現在、同志社女子大学教授(児童文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)