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書斎の競馬学

平凡社新書 445

出版社名 平凡社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-582-85445-9
4-582-85445-1
税込価格 858円
頁数・縦 287P 18cm

商品内容

要旨

競馬を愛する人は多いが、競馬に愛される人は少ない。そんな稀有な存在のひとりである著者は、競馬は「一篇のミステリー」といって憚らない。ディック・フランシスやブコウスキーなど、様々な競馬本を味読、時に創作を交えながら、古今東西の「ミステリー」の道具立てを説く。

目次

第1話 洋一郎の傘
第2話 ブロードウェイの競馬狂
第3話 人はなぜ芦毛を愛するか
第4話 哀しき三冠馬
第5話 ブコウスキーの競馬場
第6話 サイレンススズカの見た光
第7話 黒人騎手はどこへいった
第8話 保険金殺馬は発覚しない
第9話 駄菓子屋に通った若様の贈り物
第10話 D・フランシスの究極のミステリー
最終話 雪景色のアイノチドリ

著者紹介

山本 一生 (ヤマモト イッショウ)  
1948年東京都生まれ。近代史研究家、競馬史研究家。東京大学文学部国史学科卒業後、石油精製会社に勤務、そのかたわら競馬の歴史や血統に関する研究を行う『恋と伯爵と大正デモクラシー―有馬頼寧日記1919』(日本経済新聞出版社)で第56回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)