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愛国と米国 日本人はアメリカを愛せるのか

平凡社新書 471

出版社名 平凡社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-582-85471-8
4-582-85471-0
税込価格 836円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

「アメリカとは何か」。この巨大な謎に立ち向かうことは、日本を考えることであり、自分自身を考えることだ。生まれる前から「反米愛国」少年だった著者が、「鬼畜米英」「ウエルカム・アメリカ」の過去から、田母神論文でも話題となったルーズベルトの陰謀説、核武装論まで、愛国派はアメリカをどう見てきたかを検討する。従属でも、感情的な反撥でも、無視でもなく、今、“闘う”覚悟を持って超大国と向き合おう。

目次

第1章 「鬼」はどこにいたのか―「鬼畜米英」の描かれ方
第2章 米兵捕虜を殺した人たち―『私は貝になりたい』と『明日への遺言』
第3章 天皇はなぜアメリカとの戦争を認めたのか
第4章 ナチスの「思想戦争」に篭絡された日本
第5章 日米戦争に反対した右翼・赤尾敏
第6章 日本はアメリカの謀略で戦争をしたのか―田母神論文と靖国神社
第7章 六〇年安保とケネディ大統領
第8章 六〇年代アメリカへの夢と反撥―僕らのアメリカ観を変えたもの
第9章 八〇年代からオバマに至る日米関係

著者紹介

鈴木 邦男 (スズキ クニオ)  
1943年福島県生まれ。著述家。早稲田大学政治経済学部卒業。72年に新右翼団体・一水会を設立。99年に同会代表を辞し顧問に。東京都中野区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)