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ワーキングプア 日本を蝕む病

出版社名 ポプラ社
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-591-09827-1
4-591-09827-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 230P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ワーキングプア 日本を蝕む病

    現代のひずんだ競争社会が生んだ労働者の悲劇がここにはつづられている。若者、女性、高齢者と、どれもが社会の構成者として大事な役割を担っているはずなのに、それらがまったく機能できない。それどころか前進しようとすればするほどに、後退どころか破滅の一途さえたどろうとする現実を、この一冊はつぶさに取材の目でとらえている。ワーキングプア・・・今この問題に正面から取り組まないと、日本の将来はないと断言できる。そう感じずにはいられない一冊である。

    (2007年8月15日)

商品内容

要旨

マンガ喫茶を住処とする若者、衰退する地方都市、睡眠時間四時間のシングルマザー、死ぬまで働かざるをえない老人、貧しさを受け継ぐ子どもたち…。明日は我が身の“ワーキングプア”とは。

目次

1 「貧困」の闇が広がる日本
2 ホームレス化する若者
3 崩壊寸前の地方
4 夢を奪われた女性
5 グローバル化の波にさらわれる中小企業
6 死ぬまで働かざるをえない老人
7 荒廃を背負う子ども
8 現実に向き合う時