
子どもを本好きにする50の方法 +おすすめ本300冊
出版社名 | 柏書房 |
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出版年月 | 2004年4月 |
ISBNコード |
978-4-7601-2493-0
(4-7601-2493-4) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 174P 20cm |
商品内容
要旨 |
本を読むことでしか、育たないものがある。児童書界のトップランナーが自らの経験からみちびいた、誰にでもできて無理のない、わが子に読書習慣が身につく方法。 |
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目次 |
子どもを本好きにする50の方法(子どもの本で、親子のコミュニケーションを |
出版社 商品紹介 |
児童書のトップランナーによる、体験的子育て読書案内。動物、乗り物、自然、おばけ、魔法などのテーマ別ブックガイド付。 |
おすすめコメント
編集者・翻訳者として多くの児童書を紹介してきた著者による、体験的子育て読書案内。子どもの興味に従って分類した「決定版おすすめ本300冊」(動物・乗り物・木と森・花・雨・雪・月・竜・妖怪、おばけ、怪獣・魔女etc)つき。
内容抜粋
本書「はじめに」より
いまの学生たちは、たとえば「ハリー・ポッター」シリーズのようなプロットの展開のはやさと、アイテムとアイディアのおもしろさで引っぱっていくような作品が最初は好きです。それでも、いっしょにいろいろと読んでいくうちに、キャラクターの性格や心理や成長をきちんとリアルに描きこんだ作品も好きになっていきます。読書も、算数の計算などと似通ったところがあって、くりかえし「練習」していくうちに読解力が身についてくるのかもしれません。本は、他のメディアではとってかわることのできないさまざまな力を子どもにあたえてくれます。生まれつき染色体異常で身体にも知能にも大きなハンディキャップを抱えていたクシュラの例(『クシュラの奇跡』)がそのことをドラマチックに示しています。クシュラの両親は子どもに発達生涯があると宣告されてもあきらめず、毎日クシュラを抱きしめて、絵本の読み聞かせをしていきました。その結果、5歳になったころには平均より高い知能をもつと学者に判断され、社会的にもじゅうぶん順応できるまで成長していくのです。