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ナチズムの歴史思想 現代政治の理念と実践

パルマケイア叢書 20

出版社名 柏書房
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-7601-2861-7
4-7601-2861-1
税込価格 5,720円
頁数・縦 359P 22cm

商品内容

要旨

『わが闘争』『二十世紀の神話』『血と土』などで第三帝国を理論的に先導したヒトラー、ローゼンベルク、ダレー、ヒムラー、ゲッベルス。彼らの相克する歴史思想を比較検討し、ナチ・イデオロギーの多元性を解明する。

目次

第1章 アドルフ・ヒトラー(ナチズムの新時代意識
歴史の法則 ほか)
第2章 アルフレート・ローゼンベルク(「人種の魂」を核とする歴史観の基本的特徴
原民族の神話 ほか)
第3章 リヒャルト・ヴァルター・ダレー(農民層と歴史
反近代主義と文明批判 ほか)
第4章 ハインリヒ・ヒムラー(歴史理論と政治的実践
模範としての過去 ほか)
第5章 ヨーゼフ・ゲッベルス(行動としての歴史
伝統と現在 ほか)

著者紹介

クロル,フランク=ロタール (クロル,フランクロタール)   Kroll,Frank‐Lothar
1959年生まれ。1995年よりエアランゲン大学近現代史講師、ケムニッツ工科大学哲学部近現代史講師をへて、現在ケムニッツ工科大学哲学部歴史講座教授(十九・二十世紀ヨーロッパ史)
小野 清美 (オノ キヨミ)  
1948年徳島県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程中退。名古屋大学法学部助手等をへて、現在、大阪外国語大学外国語学部教授、博士(法学)。専攻=ドイツ現代史、政治史
原田 一美 (ハラダ カズミ)  
1951年兵庫県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程満期退学。大阪産業大学人間環境学部教授、博士(文化史学)。専攻=ドイツ現代史、社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)