• 本

本質を見抜く「考え方」

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-7631-9797-9
4-7631-9797-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 220P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • イギリス留学で学んだ国際政治学者の著者が民主主義の本家、イギリスで得た智慧がいっぱい詰め込まれている。決して教条的、イデオロギーの発想でない英国風思考とはバランスがキーワードになりそうである。中国が世界で占める地位が上がれば上がるほど、また隣国、韓国との付き合い方等、夫々にどのように考えれば良いのかヒントを与えてくれる。政治のことは政治家に任せておけばいい時代は終焉し独自の考えを持たないといけない時代には好著である。

    (2008年5月11日)

商品内容

要旨

正しい「ものの見方、考え方」というのは、できるだけいろいろな立場や視点からものごとに光を当て、曇った眼鏡や色眼鏡、歪んだレンズでものごとを見ないようにすることから始まります。そのために何が大切かというと、すでにできあがっている他人の考え方に染まらないで、いかに「自分の頭」で考えるかということです。日本が誇る国際政治学者が初めて明かした、世の中の「真実」に迫る実践的思考法!「ほんとうのこと」を正しく判断するための「ものの見方、考え方」。

目次

第1章 考え始める技術
第2章 考えを深める技術
第3章 間違いを減らす技術
第4章 世の中を考える技術
第5章 疑問を抱く技術
第6章 情報を考える技術

おすすめコメント

一見もっともらしく見える他人の判断や見解に惑わされることなく、「自分の頭で考える」ためにはどうしたらいいか。国際政治学者として、また歴代内閣ブレーンとして、つねに新しい情報を集め、検証し、自分なりの見解を導き出さねばならない立場の著者が初めて明かした、世の中の真実に迫るための53の実践的思考法。

著者紹介

中西 輝政 (ナカニシ テルマサ)  
1947年、大阪生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授(総合人間学部教授を兼任)。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。1990年、石橋湛山賞、2002年、正論大賞受賞。著書に、『大英帝国衰亡史』(毎日出版文化賞・山本七平賞、PHP文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)