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性的虐待を受けた少年たち ボーイズ・クリニックの治療記録

出版社名 新評論
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-7948-0757-1
4-7948-0757-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 302P 20cm

商品内容

要旨

誰が彼らを虐待するのか、そして、その支援方法は?本書には、少年たちの被害経験と治療過程がリアルに描かれている。

目次

パトリックに起こったこと
子どもへの性的虐待―数字から見る現実
虐待される少年
父親による虐待
怖い、でも会いたい
ペドフィリア
女性による虐待
きょうだいとの性行為
「私は大きな目隠しをしていたのです」―ある母親の物語
治療の焦点現実を非現実する
トラウマと強迫的反復行動
トラウマの克服
スティグマ
自己否定感
僕はゲイになったのか?
教師に虐待された少年たちのグループ治療
セックス・リング
治療の阻害要因
治療者の感情
性的虐待を受けた子どもたちの治療―課題と可能性
結論

著者紹介

ニューマン,アンデシュ (ニューマン,アンデシュ)   Nyman,Anders
1946年生まれ。レッダ・バーネン(セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン)に所属する児童心理学者、心理療法士。児童性的虐待や社会福祉サービスに関する著書がある
スヴェンソン,ベリエ (スヴェンソン,ベリエ)   Svensson,B¨orje
1942年生まれ。ソーシャルワーカー、心理療法士。レッダ・バーネンの付属機関「子どもと若者のためのクライシス・センター」で性的虐待を受けた子どもたちの支援に従事。レッダ・バーネンが発行するブックレット・シリーズに執筆している
太田 美幸 (オオタ ミユキ)  
1974年生まれ。一般大学社会学部卒業後、民間企業に4年間勤務したのち、一橋大学大学院社会学研究科で教育社会学を学ぶ。専門は学習社会論、成人教育論。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員、スウェーデン・リンシェーピン大学行動科学研究所客員研究員を経て、現在は鳥取大学生涯教育総合センターに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)