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イスラーム金融 贈与と交換、その共存のシステムを解く

出版社名 新評論
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-7948-0780-9
4-7948-0780-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 258P 20cm

商品内容

要旨

信頼と関係性を保ち、贈与と交換が混交するイスラーム的市場。その構造の総体を捉え、混交市場が放つ真の合理性の核心に迫る。

目次

第1章 イスラーム世界のビジネス・エートス(グローバル化への静かな抵抗とイスラームへの回帰
イスラーム勃興の社会・経済的背景 ほか)
第2章 シャリーア・コンプライアンスの基本事項―イスラームにおけるカバナンスとコンプライアンス(財の獲得と所有について
財の増殖について ほか)
第3章 イスラーム金融の取引形態(イスラーム金融市場の急成長
現代イスラーム金融システムの展開 ほか)
第4章 喜捨と交換の混交経済(交換一元化の傾向
市場経済における贈与の必要性 ほか)
第5章 中道をめざす社会と経営(交換と贈与の中道
近代的“非合理性” ほか)

著者紹介

櫻井 秀子 (サクライ ヒデコ)  
1959〜。作新学院大学総合政策学部教授。神戸大学経営学部(マーケティング論専攻)卒業。国際大学大学院国際関係学研究科(中東地域研究専攻)修士課程修了。イラン高等教育省人文科学研究所客員研究員、国際大学講師、同中東研究所研究員、作新学院大学地域発展学部助教授を経て現職。現在は、「アジアにおけるダイバーシティー・マネジメント研究」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)