• 本

明日なき森 カメムシ先生が熊野で語る 後藤伸講演録

出版社名 新評論
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-7948-0782-3
4-7948-0782-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 293P 21cm

商品内容

要旨

本書は、後藤伸の一九九八年から二〇〇二年までの五年間、採録されたものだけでも三三回に及んだ講演のなかから数編を選び編集したものである。

目次

第1章 照葉樹林の昔日―栗栖太一物語
第2章 虫たちからの告発
第3章 常識を覆す生きものたち
第4章 生物の空間を創る
第5章 巻き枯らしで森を取り戻せ―日置川の半世紀
第6章 修復の世紀へ向けて―富田川で考える「水の自然」

著者紹介

吉田 元重 (ヨシダ モトシゲ)  
1930〜。由良町生まれ。由良町在住。後藤伸の同郷で古くからの昆虫仲間。甲虫類を専門に、後藤と共に博物的な視野での生物調査研究を行い、紀伊半島各地や海外への採集旅行などに同行した。それ以外にも自然調査、自然保護活動、大塔山系伐採反対運動、天神崎、神島など、様々な活動で行動を共にした。元高校教員、由良町文化財審議委員長、和歌山県立自然博物館協議会会長、和歌山県自然保護調査会事務局長、元県立自然博物館友の会会長など
玉井 済夫 (タマイ スミオ)  
1938〜。新宮市生まれ。田辺市在住。東京教育大学理学部大学院修士課程(生物学専攻)修了後、大阪府および和歌山県で高校教員を務めながら両生類・は虫類の調査研究を続ける。後藤の長年にわたる同僚であり研究協力者。大塔山系をはじめ、神島・天神崎などの調査に参画。現在、いちいがしの会の副会長ほか、田辺市文化財審議委員、南紀生物同好会会長、和歌山県自然環境研究会会長、財団法人天神崎の自然を大切にする会や社団法人日本ナショナル・トラスト協会の理事を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)