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ポスト世俗化時代とヨーロッパ連合 自由と民主主義とキリスト教

出版社名 新評論
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-7948-0821-9
4-7948-0821-6
税込価格 4,180円
頁数・縦 314P 22cm

商品内容

要旨

市民共通の理念を欠いた憲法では危機は克服できない―過度の世俗化が生んだ政治思想・倫理の貧困を問い直す。

目次

第1部 キリスト教と自由の政治思想(キリスト教と自由
自由の探求と時代的危機の認識―代表的歴史観とブルクハルトの歴史観との対比
政治と政治倫理のグローバル化―R.ニーバーとH.キュングの政治倫理観に学ぶ)
第2部 キリスト教と民主主義の政治思想(キリスト教と民主主義
(半)直接民主主義と少数意見―スイスに息づく宗教改革の伝統
キリスト教と政治倫理―ヨーロッパ精神の形成)
第3部 キリスト教と世俗化(現代世俗化社会とキリスト教政治倫理
プロテスタンティズムの政治倫理と世俗化―M.ウェーバーと現代ヨーロッパ
プロテスタンティズムの倫理と脱世俗化―過度の世俗化論への反省
ポスト世俗化時代と統合の今後―21世紀におけるEU)

著者紹介

坂本 進 (サカモト ススム)  
1937年、熊谷市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)パリ支店長等歴任。コナミ株式会社米国現地法人社長等を経て、早稲田大学大学院博士課程満期退学。学術博士。日本EU学会、経済社会学会、政治思想学会、日仏政治学会、日仏経済学会の会員。現在、早稲田大学日欧研究機構EU研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)