• 本

地域産業の「現場」を行く 誇りと希望と勇気の30話 第3集

地域に拡がる新たな力

地域産業の「現場」を行く   3

出版社名 新評論
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-7948-0836-3
4-7948-0836-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 274P 19cm
シリーズ名 地域産業の「現場」を行く

商品内容

要旨

朝の人気ラジオ番組「ビジネス展望」での話題を詳説(第61話〜第90話収録)。日本の中山間・大都市郊外、中国の内陸・北方の辺境から、「モノづくり産業」の次の時代が見えてきた。地域の未来を探求しつづける経済学者がフロンティアに生きる人びとの熱い「思い」をリアルタイムに伝える、地域産業フィールドノート集。

目次

1 「農」と「食」の新たな世界(島根県邑南町・誰もがここに来て「笑顔」になる場―農産物直売所「香楽市」
高知県安芸市・女性たちによる農村レストランの展開―土居郷土料理研究会
高知県香南市(旧吉川村)・女性たちによる地場産品の加工―はま美人を育てる会 ほか)
2 地域の「自立」に取り組む(岩手県洋野町(旧大野村)・「一人一芸の村」のその後の展開―おおのキャンパス
栃木県鹿沼市・中山間地域で農家が幅広く展開―野州麻紙工房、ぱんとまいむ
栃木県栃木市・江戸前そばの匠が、田舎そばを指導する―出流そば ほか)
3 地域の新たな力(島根県益田市(旧美都町)・森林の循環体系を支える未来型の炭焼き―山本粉炭工業
島根県吉賀町(旧六日市町)・中国山地に残る誘致縫製工場の現在―MAC(六日市アパレルセンター)
東京多摩地域・新たな時代を予感させる中小企業の登場―多摩ブルー・グリーン倶楽部 ほか)

著者紹介

関 満博 (セキ ミツヒロ)  
1948年富山県に生まれる。1976年、成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授(経済学博士)。1970年代以降30年間にわたり、日本とアジアの地域の「現場」に分け入り、人びとの「誇りと希望と勇気」を丹念に見出す調査の旅を続けている。1984年第9回中小企業研究奨励賞特賞、1994年第34回エコノミスト賞、1997年第19回サントリー学芸賞、1998年第14回大平正芳記念賞特別賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)