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「農」と「食」の女性起業 農山村の「小さな加工」

出版社名 新評論
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-7948-0856-1
4-7948-0856-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 232P 19cm

商品内容

要旨

手作りの食が拡げる「信頼」と「感動」の輪。農産物直売所、農産物加工、農村レストランの「三点セット」で農山村・中山間地域を活性化しつつある女性たちの取り組み。そこには、都市と農村を結びつけ、日本の未来に希望を与える、「農」と「食」のゆるぎない原点があった。

目次

農山村に拡がる「小さな加工」
第1部 小さな加工の「基本形」(宮崎県延岡市/遊休施設を改造してスタート―農産加工グループ「ばんばの館」
茨城県日立市/食品加工クラブの活躍と地域力―十王物産センター「鵜喜鵜喜」と「味彩グループ」
北海道江別市/農協女性サークルの転身―JA加工所と「とまと倶楽部」
富山県高岡市/稲作地帯で「ごはんパン」の加工―直売所付設の加工所「佐野おはぎっこ・つかりっこ」)
第2部 公共支援による「発展形」(島根県江津市/行政支援を受けステップアップ―無人市からの展開「住江ふれあい市」
広島県北広島町/道の駅と女性加工グループの相乗効果―「早乙女たちの台所」「よりんさいや」
福島県会津若松市/農作物の受託加工に展開―旧村時代に出発した「企業組合ぴかりん村」
山梨県南アルプス市/地域活性化拠点からの多様な展開―南アルプス特産品企業組合「ほたるみ館」)
第3部 小さな加工の「進化形」(長野県喬木村/農産物の受託加工を全国展開―独自のビジネスモデル「小池手造り農産加工所」
京都府京丹波町/「小さな加工」から企業組合へ―一流の京菓子を製造販売「鎌谷中もえぎグループ企業組合」
高知県中土佐町/イチゴの生産・ケーキ加工・カフェレストラン―六次産業化のモデル「風工房」)
女性起業と「小さな加工」の未来

著者紹介

関 満博 (セキ ミツヒロ)  
1948年富山県生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、一橋大学大学院商学研究科教授。博士(経済学)
松永 桂子 (マツナガ ケイコ)  
1975年京都府生まれ。2005年大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得。現在、島根県立大学総合政策学部准教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)