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震災復興と地域産業 1

東日本大震災の「現場」から立ち上がる

  • 関満博/編
出版社名 新評論
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-7948-0895-0
4-7948-0895-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 241P 19cm
シリーズ名 震災復興と地域産業

商品内容

要旨

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から一年。ようやく生活を再建した人びとが、「希望」と「勇気」を抱いて「自立」に向けたさらなる一歩を踏み出すためには、地域産業・中小企業の再興が不可欠である。被災後一年を迎え、次のステージに踏み出しつつある東日本沿岸地域の主として水産関連産業・生活関連産業の現在に焦点を当て、復旧・復興の現状と課題を探る。

目次

東日本大震災と地域産業の復旧・復興
第1部 復興に向かう地域産業(岩手県宮古市の現状と産業復興―津波被災一〇カ月後の産業担当職員の「現場」からの報告
岩手県大船渡市、陸前高田市における産業復興―壊滅的な被害から事業再開への取り組み
水産加工業の復興と新たな仕組みの構築―岩手県大船渡市と釜石市における事業再開の動き ほか)
第2部 復興に向けた新たな取り組み(被災中小企業が求めるリスクマネーの調達―岩手県沿岸被災地からの考察
被災地域の雇用の状況と産業復興―岩手県沿岸地域を中心とした考察
草の根復興支援のソーシャル・マーケティング ほか)
地域産業復興の課題

著者紹介

関 満博 (セキ ミツヒロ)  
1948年富山県生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、明星大学経済学部教授、一橋大学名誉教授。博士(経済学)。岩手県東日本大震災津波からの復興に係わる専門委員、宮城県気仙沼市震災復興会議委員、福島県浪江町復興有識者会議委員、岩手県北上市「工業振興アドバイザー」、岩手県宮古市「産業創造アドバイザー」、ひたち立志塾塾頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)