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終わりなき戦争に抗う 中東・イスラーム世界の平和を考える10章

出版社名 新評論
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-7948-0961-2
4-7948-0961-1
税込価格 2,970円
頁数・縦 292P 19cm

商品内容

要旨

「積極的平和主義」は中東・イスラーム世界の平和を実現しない!「テロとの戦い」と「人道的介入」を超える21世紀の平和運動を模索する。

目次

終わりなき戦争に抗う
第1部 終わりなき戦争・占領・介入に抗う(「正戦」を超える「非戦」日本の貢献―シリアから考える
平和なアフガニスタンの国づくりのために、日本に期待されていること
市民が担うイスラーム/トルコの事例―社会変革と民主化におけるムスリム市民社会の役割
「中東和平」の二〇年と占領経済のネオリベラル化―イスラエルにおける排外主義の深化と新しいパレスチナ連帯の可能性
DIALOGUE1 アラブ・イスラーム世界の「サウラ」(反乱)をどう読むか)
第2部 国際人権と人道的介入(戦争を止めることが人権を守ること
人権危機における武力介入―人権運動の対応とジレンマ
「テロとの戦い」とNGO―私たちがなすべきこと
DIALOGUE2 国際人権と人道的介入―人権は武力行使を止められるか?)

著者紹介

中野 憲志 (ナカノ ケンジ)  
大阪市生まれ。先住民族・第四世界研究。外交・安保政策批判、市民社会変容論。先住民族/マイノリティの自己決定権を擁護する観点から、西洋近代国家モデルに内在する人種主義と官僚統治批判をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)