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6次産業化と中山間地域 日本の未来を先取る高知地域産業の挑戦

出版社名 新評論
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-7948-0970-4
4-7948-0970-0
税込価格 6,050円
頁数・縦 398P 22cm

商品内容

要旨

人口減少、高齢化、過疎化、都市一極集中と県内格差など、幾多の課題を抱える高知県。しかし中山間農地や水産業の現場では、「農」と「食」をめぐる活気に満ちた挑戦が続けられていた。人びとの勇気と多彩な取り組みに、世界中の「地域」への示唆を読みとる。

目次

高知県地域産業の基本構造
第1部 高知市及び周辺地域―一極集中、ハウス園芸、農商工連携(高知市近郊のハウス園芸地帯の展開―高知市郊外、南国市、香南市、芸西村、安芸市
高知市周辺の農商工連携―郊外及びその背後地の嶺北地域)
第2部 究極の過疎・高知の山間地域―嶺北、仁淀川流域、梼原の取り組み(過疎地域の地域資源を見直した産業化―嶺北地域の取り組み
仁淀川流域、梼原の産業化―山間の上流域から下流域まで)
第3部 辺境の地・四万十川流域―地域資源を活かした産業化(6次化に向かう四万十川周辺の農業
四万十川流域周辺の水産業の新たな展開―カツオと、マグロ、ブリ等の高級魚に展開
四万十川流域の女性起業と集落ビジネス―地域資源に新しい価値をつける)
「暮らし」と「食」をめぐる高知の未来
補論1 高知県東部沿岸の農村女性の取り組み―「農産物直売所」「農産物加工」「農村レストラン」の3点セット
補論2 山間地に「独立王国」を形成―ユズをベースに30億円の事業に育てる(馬路村農業協同組合)

著者紹介

関 満博 (セキ ミツヒロ)  
1948年富山県生まれ。現在、明星大学経済学部教授、一橋大学名誉教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)