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仙台・福住町方式減災の処方箋 1人の犠牲者も出さないために

出版社名 新評論
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-7948-1001-4
4-7948-1001-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 214P 19cm

商品内容

要旨

防災とは支え合いです。ある小さな町内会からの重要なメッセージ。自治・共生・支援のありうべき姿がここにある。

目次

第1章 災害に敏感な町―「福住町方式」の誕生(多発する水害と地震―私たちの町
全員参加型の「福住町方式」
東日本大震災、発災)
第2章 日常の活動が原点―1人の犠牲者も出さないために(名簿づくり―減災の第一歩
自主防災マニュアルを訓練する
天水桶で水を貯める
ペットの同行避難―ストレスを軽くする
仙台東部道路の開放)
第3章 防災訓練は祭りだ!(第12回福住防火・防災訓練
チームワークの良さが魅力―訓練を終えて)
第4章 町内会同士のネットワーク(「災害時相互協力協定」を呼びかけ
新潟県中越地震で「押しかけ支援」
初めての協力協定、締結
雪堀りボランティア
広がる地域連携)
第5章 震災の教訓を忘れない(女性リーダーの出番
小規模の弱みが強みに
若い世代とパートナーシップ)

著者紹介

菅原 康雄 (スガワラ ヤスオ)  
1947年、宮城県塩竈市生まれ。獣医師。宮城県仙台市宮城野区福住町町内会長。菅原動物病院院長。1971〜84年、宮城県仙台市役所に勤務。1985年、菅原動物病院開業。1999年、福住町町内会会長に就任。2005年、「防災功労者 防災担当大臣表彰」受賞。2013年、総務省消防庁長官より「災害伝承10年プロジェクト」委嘱。現在、宮城大学(旧・宮城農業短期大学)、東北福祉大学兼任講師
三好 亜矢子 (ミヨシ アヤコ)  
1956年、愛媛県松山市生れ。家庭通信社記者。東日本大震災以後、福島県二本松市の有機農家との交流を行う市民グループ「てふてふねっと」創設、援農ツアー主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)