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アルジェリア人質事件の深層 暴力の連鎖に抗する「否テロ」の思想のために

出版社名 新評論
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-7948-1022-9
4-7948-1022-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 232P 19cm

商品内容

要旨

蔓延する暴力主義との不断の闘争に向けて。事件の考察にカミュの問題作『反抗的人間』を重ねあわせ、「絶滅戦」を回避する抵抗の思想を立ち上げる。2013年1月の悲劇を解明する本邦初の書。

目次

1 事件の内実(現場でなにが起きたのか
情報をめぐって)
2 アルジェリアの歩み(暴力の連鎖
グローバル経済のなかで)
3 テロリズムを考える(テロリズムと暴力論
現代テロリズムの諸相
テロリズムに抗する思想)

著者紹介

桃井 治郎 (モモイ ジロウ)  
1971年、神奈川県生まれ。中部大学国際関係学部専任講師。筑波大学卒、中部大学大学院博士後期課程中退。博士(国際関係学)。中部高等学術研究所研究員、在アルジェリア日本国大使館専門調査員などを経て、現職。専攻は国際関係学、マグレブ地域研究、平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)