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乙女たちが愛した抒情画家 蕗谷虹児

出版社名 新評論
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-7948-1104-2
4-7948-1104-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 267P 20cm

商品内容

要旨

オトメゴコロの永遠の理解者。夢二とフジタに見込まれ、魯迅と三島に愛された大正・昭和大衆文化のスター蕗谷虹児。その波瀾に満ちた生涯を丹念な取材で辿る本格評伝!パリ時代の交遊や草創期アニメ界での活躍を初めて詳説。カラー口絵8頁、詳細年譜付。

目次

序章 “天兵神助”―国の行く末を暗示する戦争画
第1章 山北の挿絵画家―敗戦直後の虹児と一家
第2章 魯迅からの手紙―中国革命と抒情詩画
第3章 アナキストたちの巴里―大正末の渡欧と活躍
第4章 虹児と松尾邦之助―エコール・ド・パリと「フジタ」と「フキヤ」と
第5章 海鳴りの果て―樺太放浪、夢二との出会い
第6章 金襴緞子の帯締めて―愛唱歌「花嫁人形」
第7章 少女の世界―少女たちが憧れた「少女」
第8章 絵本の中の抒情画家―童画へのこだわり
第9章 アニメーション創世に託した心―『夢見童子』製作へ
第10章 少女漫画の元祖―大正ロマンと昭和モダン
第11章 巴里への郷愁―堀口大學との対話
補章 巴里への凱旋―蕗谷龍生に聞く

著者紹介

鈴木 義昭 (スズキ ヨシアキ)  
1957年東京都生まれ。ルポライター・映画史研究家。18歳より竹中労に師事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)