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黙示のエチュード 歴史的想像力の再生のために

出版社名 新評論
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-7948-1113-4
4-7948-1113-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 293P 20cm

商品内容

要旨

歴史社会学の異才、待望の第一論集。

目次

第1部 原子力と資本主義(ミッドナイト・ノーツへの悲歌?
『奇妙な勝利』から、『破局』の永久革命まで―ミッドナイト・ノーツ・コレクティヴの一九七九年原発批判と新しい階級闘争
カタストロフィを超える民衆―放射能計測運動を世界の民衆運動に接続する(聞き手:池上善彦)
三・一一と負債資本主義時代における黙示録と踊る死者のコモンズ
プロメテウスの末裔―放射能という名の本源的蓄積と失楽園の史的記憶
“燃える男”、あるいは“船本洲治記念日”のために
「人よ、神をお許しください、自分が何をしているのか知らないのです」―一九九五年と世界の終わり)
第2部 対話(ぶざまなボクサーの叛乱(廣瀬純『蜂起とともに愛がはじまる』書評)
「階級構成」とはなにか(廣瀬純との対談)
全世界のシーシュポスよ、まずは座り込め(栗原康『はたらかないで、たらふく食べたい』書評)
諸君、狂い給え!―希望なんていらねぇよ(栗原康との対談)
いつも心に革命を―われわれは「未開人」である(森元斎・栗原康との鼎談))
私語―エピローグにかえて

著者紹介

ヤン,マニュエル (ヤン,マニュエル)   Yang,Manuel
1974年ブラジル・サンパウロ州カンピーナス生まれ。神戸、ロサンゼルス、台中、ダラスで少年時代を過ごし、テキサス大学オースティン校(歴史学/英米文学専攻)を卒業。トレド大学歴史学部で修士・博士課程修了。現在、日本女子大学人間社会学部現代社会学科教員。専門は歴史社会学、民衆史。アメリカと環太平洋/大西洋の歴史を階級闘争の観点から研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)