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野生動物のためのソーシャルディスタンス イリオモテヤマネコ、トラ、ゾウの保護活動に取り組むNPO

出版社名 新評論
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-7948-1164-6
4-7948-1164-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 252P 19cm

商品内容

要旨

「認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金」の活動(Japan Tiger and Elephant Fund:JTEF)

目次

第1章 「トラ・ゾウ保護基金(JTEF)」の仕組みと活動紹介(「トラ・ゾウ保護基金」のスタッフと賛同者
「トラ・ゾウ保護基金」の財政状況
トラに関する教育普及
ゾウに関する教育普及
イリオモテヤマネコに関する教育普及
販売されているサポーターグッズ
JTEFの総会と交流会)
第2章 野生のトラを保護する活動(野生のトラとは
トラ保護基金の歴史
村人への支援
次の支援先へ
ティペシュワール保護区での活動
シャトゥーシュ・ショールの密売とトラ)
第3章 ゾウの保護活動(野生のゾウとは
西表島の道路事情―やまねこ夜間パトロール
島の全小中学校で出前授業
観光客も敵になる
西表島の未来)

著者紹介

戸川 久美 (トガワ クミ)  
認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金(JTEF)理事長。イリオモテヤマネコを発見した動物作家、戸川幸夫の次女。日本政府に依頼され2年半ほど飼育していたイリオモテヤマネコを含め、父親が飼育していた様々な動物に囲まれて育つ。小説で滅びゆく動物たちへ哀惜の念を綴っていた父親の影響で野生動物保護活動に関わり、1997年にトラ保護基金を設立、NGO野生生物保全論研究会を経て、2009年新たにトラ・ゾウ保護基金を設立し、絶滅に瀕するトラ、ゾウ、イリオモテヤマネコの保護活動を行う。インドに出向き、現地協働パートナーと共にトラやゾウの保全対策や違法取引防止活動を行うほか、西表島ではイリオモテヤマネコの最大の脅威である交通事故防止活動、島内の全小中学校で「ヤマネコのいるくらし授業」を行い、国内で様々な教育普及活動に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)