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開発との遭遇 第三世界の発明と解体

出版社名 新評論
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-7948-1201-8
4-7948-1201-9
税込価格 6,820円
頁数・縦 538P 22cm

商品内容

要旨

SDGs(持続可能な開発目標)の言説と実践を惑星地球の視座から批判。開発へのレジスタンス、開発に対するオルタナティブ。「学際知」と「現場の知」からポスト開発論の新たな地平を拓き、来るべきプルーリバース(多元世界)を眺望する開発学の古典。

目次

第1章 序論―開発とモダニティの人類学
第2章 貧困の問題化―三つの世界と開発をめぐる物語
第3章 経済学と開発の空間―成長と資本をめぐる物語
第4章 権力の拡散―食料と飢えをめぐる物語
第5章 権力と可視性―小農民と女性と環境をめぐる物語
第6章 結論―ポスト開発の時代を構想する
第7章 二〇一二年版への追補

著者紹介

エスコバル,アルトゥーロ (エスコバル,アルトゥーロ)   Escobar,Arturo
1952年コロンビア共和国マニサレス生まれ。母国のバジェ大学で化学工学を学んだ後、コーネル大学(ニューヨーク州)で食料科学・国際栄養学修士号、カリフォルニア大学バークレー校で開発哲学・政策・プランニングPh.D.取得。スミス・カレッジ助教、准教授、マサチューセッツ大学アーマスト校准教授、教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学教授(Kenan Distinguished Teaching Professor of Anthropology)を経て、2019年より名誉教授
北野 収 (キタノ シュウ)  
獨協大学外国語学部交流文化学科教授。専門は国際開発論・国際協力論・食料農業問題。1962年東京都生まれ。コーネル大学で国際農業農村開発学修士号と都市地域計画学Ph.D.取得。農林水産省で農業経済事務官(国家1種)として国際協力・ODA、農村整備・地域活性化、美しい村づくり、農業白書、行政改革会議等を担当。大臣官房調査専門官を最後に退職。日本大学准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)