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右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法

角川SSC新書 025

出版社名 KADOKAWA(角川マガジンズ)
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-8275-5025-2
4-8275-5025-5
税込価格 814円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

「人間を信頼してやっていこう」という『論語』。これに対し「人を動かしているのは、ただ一つ利益である」と見なした『韓非子』。これまで日本の社会は、『論語』が説く「性善説」の側に立って運営されてきた。『韓非子』が唱える「性悪説」は、馴染みが薄くあまりの厳しさに目をむく人もいるかもしれない。しかし社会が激変しているいま、「日本人も韓非子流を取り入れることが必要だ」と、著者は一石を投じる。この対照的なふたつの中国古典から実践的な生き方を学ぶ。ふたりの思想家の名言それぞれ40を厳選。

目次

第1章 性善説か性悪説か(性善説は脇が甘くなる
『論語』の人間学
『韓非子』の統治学)
第2章 『論語』の名言(友を持ちたい
「仁」を身につけたい
重厚な人間でありたい ほか)
第3章 『韓非子』の名言(権限を手放すな
組織内部にも戦いがある
小さな忠義立てが仇になる ほか)

著者紹介

守屋 洋 (モリヤ ヒロシ)  
1932年生まれ。宮城県出身。1960年、東京都立大学中国文学科修士課程修了。その後、現在まで中国文学者として著述、講演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)