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カレーライスの謎 なぜ日本中の食卓が虜になったのか

角川SSC新書 040

出版社名 KADOKAWA(角川マガジンズ)
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-8275-5040-5
4-8275-5040-9
税込価格 836円
頁数・縦 171P 18cm

商品内容

要旨

1950〜60年代の高度成長期に新しい“おふくろの味”として食卓の主役に踊り出してから、長年にわたって日本人が夢中になり続けている料理、カレーライス。インド料理のカレーとは、似て非なるこの“日本料理”は、いったい誰が生み出し、どのように広まっていったのか。カレーの語源、カレー伝来のエピソード、カレールウとレトルトカレーの製造秘話、カレーに含まれる旨み成分の中身など、カレーライスの謎が今明かされる。

目次

第1章 カレーライスの正体(カレーライスの魅力
カレーの語源)
第2章 カレーライスの歴史(日本人とカレーの出会い
ヨーロッパ人とカレーの出会い
日本カレー文化の黎明期)
第3章 カレーライスの革命―国民食への歩み(日本独自のカレールウの誕生
即席カレー市場をめぐる攻防
日本の製造技術が生んだレトルトカレー)
第4章 カレールウの謎(カレールウの分解
スパイスの常習性とそれを操るテクニック
カレーのコクってなんだ?)
第5章 カレーライスの将来(おふくろの味からの脱却と変化の兆し
カレーはどこへ向かうのか?)

著者紹介

水野 仁輔 (ミズノ ジンスケ)  
1974年静岡県生まれ。1999年に結成した男性7人組の出張料理ユニット『東京カリ〜番長』の調理主任。全国各地の様々なイベントに出張して、テーマに合わせたカレーと音楽を提供する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)