• 本

Room No.1301 しょーとすとーりーず・つー

富士見ミステリー文庫 FM16−14

出版社名 KADOKAWA(富士見書房)
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-8291-6344-3
4-8291-6344-5
税込価格 594円
頁数・縦 204P 15cm
シリーズ名 Room No.1301

商品内容

要旨

健一はなんとなく迷っていた。目の前の少女―綾は、胸をさわってと自分に迫る。でも、電車の中でそんなことをするってのは、痴漢ってことで、もし見つかったりしたらどうなることやらだし。でも、えええい!「あ、ん…。足がガクガクしちゃって立っていられない…」綾の嗚咽とも言えない、吐息に健一の脳の回路は少く薄ぼんやりと煙る。き、気持ちいいのかな?冴子がいない13階での少し味気ない日常。日奈と女の子たちが連れだってお風呂へと。そして、冴子のアルバイト先でのエピソード。少年と少女たちの空虚なため息や、嬉しさの息吹は、思い出となって積み重なっていく。本編では語られないエピソードを健一とその仲間たちの視点から描く。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語。短編集第二弾。

著者紹介

新井 輝 (アライ テル)  
ゲーム製作を経て、小説家へ。漫画原作・プロデュースなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)