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新吾十番勝負 4

柳生の巻

嶋中文庫 か1−4

出版社名 嶋中書店
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-86156-352-2
4-86156-352-6
税込価格 785円
頁数・縦 404P 15cm
シリーズ名 新吾十番勝負

商品内容

要旨

六番勝負で柳生七剣士のひとり宗田豊之進を破った新吾は、柳生一派に狙われる。また将軍嗣子に家重を推す幕閣勢力は、邪魔者の新吾に刺客を放った。危険を逃れた新吾は、大道芸人にまぎれて縁日の村々を旅していたが、やがて各地の大名家で柳生流指南番が「葵新吾」を名乗る者に次々と斬殺される事件が起こる。

著者紹介

川口 松太郎 (カワグチ マツタロウ)  
明治32‐昭和60年(1899‐1985年)。小説家、劇作家、演出家。東京浅草生まれ。久保田万太郎に師事。講釈師悟道軒円玉のもとで江戸文芸と漢詩を学ぶ。大正12年、小山内薫の主宰する「劇と評論」に脚本『足袋』を発表。同年、直木三十五らと雑誌「苦楽」の編集にあたる。その後大衆作家を志し、昭和10年『鶴八鶴次郎』『明治一代女』などで第1回直木賞を受賞。芸道小説、時代小説、風俗小説に独自の話術をもって庶民的心情をとらえる。15年、劇団新生新派の主事となり、以後新派の育成に力を注ぎ、戦後は大映の重役として映画、演劇の制作にも活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)