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「軽症うつ」を治す

新書y 123

出版社名 洋泉社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-89691-865-6
4-89691-865-7
税込価格 858円
頁数・縦 232P 18cm

商品内容

要旨

「軽症うつ」の初期症状は、「気分と体調の不良」という、一見誰にでもあるような症状が特徴で、多くの患者はそれぞれの身体症状によって診療科を選ぶために、病院内をたらい回しにされることが多い。結局、原因不明で片付けられ、しかるべき処置が遅れてしまう。つまり、「うつ病特有の症状が目立たないうつ病」なのである。軽症といっても、休めば治る病気ではなく、初期診療と投薬が欠かせない。著者はこの厄介さから患者を助け出すには、心身医療にも明るい町中の「かかりつけ医」を育てることも重要だと医療界へ提言している。

目次

第1部 「軽症うつ」と「うつ病」(そもそも「うつ病」とは?
ストレスが原因で「うつ」になる? ほか)
第2部 医師選びのポイント(「うつ病」と医者の選び方
「軽症うつ」なら心療内科へ)
第3部 「うつ病」の診断と適正な治療法(身体症状と「うつ病」の診断法
「うつ病」の治療と経過 ほか)
第4部 「軽症うつ」―克服のための方法(男の「うつ病」・女の「うつ病」
企業社会を生き抜くための「うつ病」対処術 ほか)

著者紹介

三木 治 (ミキ オサム)  
1953年東京都生まれ。日本大学医学部卒業後、同第3内科(消化器内科)に入局。同心療内科研修を終え、医学博士号を取得。90年に心身医学科認定医になる。日比谷国際クリニック院長をへて、三木内科クリニックを開業。専門は心療内科・消化器内科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)