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興亡の世界史 What is Human History? 17

大清帝国と中華の混迷

興亡の世界史  17

出版社名 講談社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-06-280717-3
4-06-280717-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 374P 20cm
シリーズ名 興亡の世界史

商品内容

要旨

北東アジアの雄・ヌルハチ率いる満洲人の国家は、長城を越えて漢人を圧倒し、未曾有の大版図を実現した。「中華の文明」ではなく、チベット仏教に支えられた、輝ける「内陸アジアの帝国」が抱え込んだ苦悩とは。「近代東アジア」と「中華民族」はいかに創り出されたか。

目次

序章 「東アジア」を疑う
第1章 華夷思想から明帝国へ
第2章 内陸アジアの帝国
第3章 盛世の闇
第4章 さまよえる儒学者と聖なる武力
第5章 円明園の黙示録
第6章 春帆楼への茨の道
終章 未完の清末新政

出版社
商品紹介

ヌルハチが草創し、巨大な版図を誇った満洲族の王朝・清。乾隆帝の最盛期、苦悩に満ちた近代化、そして「中華民族」と「東アジア」の誕生までを描く新鋭の力作。

出版社・メーカーコメント

輝ける内陸アジアの帝国はなぜ瓦解したか?ヌルハチが草創し、巨大な版図を誇った満洲族の王朝・清。乾隆帝の最盛期、苦悩に満ちた近代化、そして「中華民族」と「東アジア」の誕生までを描く新鋭の力作。

著者紹介

平野 聡 (ヒラノ サトシ)  
1970年、横浜市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院法学政治学研究科准教授。博士(法学)。専門はアジア政治外交史。博士論文を出版した『清帝国とチベット問題』(名古屋大学出版会)で、2004年にサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)