二重振り子スイングとは、２つの振り子でボールを打つスイングのことです。その２つの振り子とは、１つめは「身体の回転によって生まれる腕の振り子」、２つめは「手首から先のクラブの振り子」です。この２つの振り子を使ってクラブを動かすと、やがて大きな円弧になりますが、これが正しいクラブの動き。きれいな円弧になれば、体操の鉄棒で見られる大車輪のように、軌道も安定するし、ヘッド（大車輪では両ツマ先）のスピードも上がります。つまり、「２つの振り子を使って、ヘッドできれいな弧を描きましょう」というのが二重振り子スイングの目的になります。

第１章　二重振り子スイングの作り方（“脇固定ポジション”で身体と腕の一体感が生まれる
投げ縄状態を作りやすい“脇固定グリップ”　ほか）
第２章　基本の動き（呼吸がしやすい姿勢で構える
構えでは軸は右に傾けておく　ほか）
第３章　二重振り子スイングをさらに完璧なものに！（右手の感覚を変えずに両手でスイングしたい
アッパーブローとダウンブローの違いとは？　ほか）
第４章　二重振り子スイングを手に入れるためのドリル（脇固定ドリル“基本ドリル”
軸回転ドリル“基本ドリル”　ほか）