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レイディ・ジャスティス 自由と平等のために闘うアメリカの女性法律家たち

出版社名 勁草書房
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-326-60372-5
4-326-60372-0
税込価格 3,850円
頁数・縦 300,28P 21cm

商品内容

要旨

人種差別、人工妊娠中絶の阻害、投票権の制限、性暴力…トランプ政権時代の暴政に抗して自由と平等を守るべく即座に立ち上がったのは、多くの女性法律家たちだった。女性やマイノリティができることや望めることを常に規定してきた法。その法を権利獲得のための武器に変えてきたアメリカの女性法律家たちの歴史と現在の闘いを描く。ザ・ニューヨーカー誌2022ベスト・ブックスの1冊、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー、LAタイムズ紙の時事部門賞受賞。

目次

第1章 始まり
第2章 最初のノー―政府の弁護士 サリー・イェイツ
第3章 空港の革命―ベッカ・ヘラー 活動家
第4章 シャーロッツヴィルのナチス―ロビー・カプラン 大手ローファーム出身の訴訟専門弁護士
第5章 国境での妊娠中絶―ブリジット・アミリ 訴訟専門弁護士
第6章 公民権ローヤー―ヴァニタ・グプタ 内側からも外側からも
第7章 #MeToo―コジンスキー裁判官を告発した女性たち
第8章 #HerToo―クリスティーン・ブラジー・フォードとアニタ・ヒル
第9章 選挙その一 二〇一八年ジョージア州知事選挙―ステイシー・エイブラムス 流れを変えた人
第10章 選挙その二 長期戦 選挙区区割り改定と国勢調査―ニーナ・ペラレス ラティーノ有権者を守る戦略家

出版社・メーカーコメント

女性+法=変革! 法を公平、平等、尊厳を得るための力に変えてきた女性法律家たちの闘いを描くエンパワリング・ノンフィクション。人種差別、人工妊娠中絶の阻害、投票権の制限、性暴力……トランプ政権時代の暴政に抗して自由と平等を守るべく即座に立ち上がったのは、多くの女性法律家たちだった。女性やマイノリティができることや望めることを常に規定してきた法。その法を権利獲得のための武器に変えてきたアメリカの女性法律家たちの歴史と現在の闘いを描く。 【原著】Dahlia Lithwick, Lady Justice: Women, the Law, and the Battle to Save America(Penguin Press, 2022)

著者紹介

リスウィック,ダリア (リスウィック,ダリア)   Lithwick,Dahlia
アメリカの弁護士資格を持つジャーナリスト、著述家。『スレート』誌でシニア・エディターとして法の問題を担当するほか、連邦最高裁判所の動向などを取り上げる人気ポッドキャスト『アミカス』の司会も務める。2013年に全米雑誌賞受賞。2018年にアメリカ芸術科学アカデミーの会員に選出される
秋元 由紀 (アキモト ユキ)  
翻訳家、米国弁護士。著書のほか、訳書にタンミンウー『ビルマ・ハイウェイ』(第26回アジア・太平洋賞特別賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)