• 本

豊かさの価値評価 新国富指標の構築

出版社名 中央経済社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-502-22551-2
4-502-22551-7
税込価格 4,070円
頁数・縦 344P 21cm

商品内容

要旨

GDPでは計れない真の豊かさ、持続可能性を計測する事ができる新たな指標「新国富指標」とは?この新指標をわかりやすく理解するために、日本の現状を測定し、今日の日本の豊かさ、持続可能性を明らかにするとともに、持続可能性の向上のために今後何をすればよいのかを提言する。

目次

持続可能な発展と新国富
第1部 日本の豊かさと課題(新国富の観点からみる都道府県の持続可能性
東京都内ランキング―都市評価指標としての新国富指標
政令指定都市ランキング)
第2部 地方創生の再検討―地域の多様な豊かさと課題解決(福島
離島の現状と今後の発展にむけて
佐渡島―地方創生にむけた新国富指標の可能性に関する考察
沖縄の富
地域農林政策の持続可能性―農林水産政策の評価にむけて)
第3部 評価できなかったものを評価する―環境・交通・技術の価値(生態系サービスと勘定体系
森林の価値
鯨の価値
交通インフラの価値
完全自動運転の受容性と価値)
第4部 持続可能な世界の実現―日本から世界、そして未来へ(ESG投資世界ランキング
新国富と幸福度
人口減少に伴う国内地域の持続可能性予測と望ましいインフラ管理
世界の人口とインフラ資本)
持続可能性研究における新国富の到達点と展望

著者紹介

馬奈木 俊介 (マナギ シュンスケ)  
九州大学大学院工学研究院都市システム工学講座教授、同学部都市研究センター長。九州大学大学院工学研究科修士課程修了。ロードアイランド大学大学院博士課程修了(Ph.D.(経済学博士))。サウスカロライナ州立大学、横浜国立大学、東北大学などを経て、現職。東京大学公共政策大学院客員教授、経済産業研究所ファカルティフェロー、地球環境戦略研究機関フェローを兼任。学術誌Economics of Disasters and Climate Change編集長、IPCC代表執筆者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)