ポストコロナ時代の地域経済と産業 ヨーロッパと日本の課題
関西学院大学産研叢書 47
出版社名 | 中央経済社 |
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出版年月 | 2023年8月 |
ISBNコード |
978-4-502-47141-4
(4-502-47141-0) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 184P 22cm |
商品内容
要旨 |
本書は、ヨーロッパと日本における地域政策の方向転換や地域の産業・経済・社会の発展強化に関するさまざまな課題を検討している。第1章では、四国の農村活性化に焦点を当て、特にマネジメントの観点からその可能性と制約を議論する。第2章では、法的な観点から、EUの地域開発政策の中核をなす欧州グリーンディールを紹介する。第3章では、あるドイツの地域が、褐炭採掘と化学生産の中心地から再生可能エネルギー発電と水素製造の先進地へと変化したことをとり上げる。第4章では、欧州主要国のホスピタリティセクターに焦点を当て、外食データに基づき地域発展について考察している。第5章では、2021年にEUを離脱したイギリスが、ヨーロッパ最大の地域間格差の問題にどう取り組むかを考察している。第6章では、日本の地域産業プロジェクトである九州の化粧品クラスターに焦点を当てる。最後に、第7章では、南ドイツの農村部における高齢者介護サービスの状況をケーススタディとしてとり上げ、地域開発の社会的意味合いに焦点を当てる。 |
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目次 |
第1章 「できること」から考える持続可能な行動―行為主体の自由・行為の条件・余力を中心に |