法と倫理の心理学 心理学の知識を裁判に活かす 目撃証言,記憶の回復,子どもの証言
心理学の世界 専門編12
出版社名 | 培風館 |
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出版年月 | 2011年7月 |
ISBNコード |
978-4-563-05891-3
(4-563-05891-2) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 227P 19cm |
商品内容
要旨 |
裁判員制度が始まった。そこでは法の専門家と、非専門家である市民とが、協働し、証拠を評価し、法的判断を行う。市民に求められるのは社会常識による思考・判断だというが、専門家と非専門家では一体どこが異なるのだろうか。誤判原因に対する意識、目撃証言の信用性評価、記憶の抑圧や回復についての信念、言い逃れのメカニズム、そして子どもの証言をどう考えるか―。司法場面をフィールドに心理学の研究を行ってきた著者が、現実の事例にも当たりつつ、専門家の見方、非専門家の見方を考える。 |
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目次 |
1章 市民と法曹の人々による、誤判意識―何が誤判を生むのか |