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ヴェトナム戦争研究 「アメリカの戦争」の実相と戦争の克服

南山大学学術叢書

出版社名 法律文化社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-589-03640-7
4-589-03640-1
税込価格 7,480円
頁数・縦 351P 22cm

商品内容

目次

第1部 「アメリカの戦争」としてのヴェトナム戦争の実相と「ソンミ虐殺」(アメリカのヴェトナム軍事介入の特徴とヴェトナム民間人犠牲の実態
「アメリカの戦争」の象徴としての「ソンミ虐殺」と南ヴェトナムにおける戦争の実相)
第2部 アメリカ国内外における「アメリカの戦争犯罪」告発の展開とその歴史的意義―ヴェトナム戦争期における「戦争の克服」の試み(国際社会における「アメリカの戦争犯罪」告発の開始「ラッセル法廷」(ヴェトナム国際戦争犯罪法廷)とジョンソン政権の対応
米国内における「ソンミ虐殺」露見とヴェトナム帰還兵による「戦争犯罪」告発―「全米帰還兵調査会」から「冬の兵士」調査会へ
1971年半ば以降におけるVVAWによる「アメリカの戦争犯罪」告発の国際的活動の展開とニクソン政権の対応)
第3部 ヴェトナム戦争後における「ヴェトナムの記憶」と「戦争の克服」をめぐる諸相(ヴェトナム戦争後の米国におけるヴェトナム戦争の記憶―「加害」の記憶の封印・忘却と継承の相剋
「マディソン・クエーカーズ」(Madison Quakers,Inc.)プロジェクト(ヴェトナム民衆を対象とする「戦争の克服」と「和解・共生」
アメリカ・ヴェトナム両国の枠を越えた「和解・共生」への普遍的試み))
「終わりなき」ヴェトナム戦争―ヴェトナム帰還兵による「アメリカの戦争犯罪」告発の遺産と「ソンミ虐殺」をめぐる記憶継承、「マディソン・クエーカーズ」プロジェクトの今日的可能性

出版社
商品紹介

米国による「戦争犯罪」であると告発され、裁かれた経緯を克明に分析し、ヴェトナム戦争の加害と被害の実相に迫る。

著者紹介

藤本 博 (フジモト ヒロシ)  
1949年名古屋市生まれ。愛知県立大学外国語学部英米学科卒業、明治大学大学院政治経済学研究科(政治学専攻)博士課程単位取得満期退学。1977年〜1980年ラトガース大学大学院(米国ニュージャージー州)に留学。札幌学院大学、椙山女学園大学、愛知教育大学を経て、2001年4月より南山大学外国語学部英米学科教授。2013年9月〜2014年3月アメリカン大学(米国ワシントン、D.C.)歴史学部客員研究員。専攻はアメリカ対外関係史、国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)