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「慰安婦」問題と戦時性暴力 軍隊による性暴力の責任を問う

出版社名 法律文化社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-589-03641-4
4-589-03641-X
税込価格 3,960円
頁数・縦 221P 22cm

商品内容

要旨

日本の植民地支配との関係、裁判所・民衆法廷が事実認定した被害者・加害者証言の内容、諸外国の類似事例との比較から、被害実態と責任の所在を検討。戦時性暴力の視座から単なる「強制の有無」の問題にとどまらず「制度」の問題であることを強調。

目次

序章 軍隊と性暴力―問題の所在と本書の構成
第1章 軍人の性暴力は軍隊の構造的暴力か
第2章 いわゆる「慰安婦」に対する軍隊の性暴力
第3章 「慰安婦」訴訟―日本の裁判所と民衆法廷
第4章 第二次世界大戦後の軍隊と性暴力
終章 構造的暴力としての軍隊の性暴力―日本社会が向き合うために

出版社
商品紹介

戦時性暴力の視座から、「慰安婦問題」を検証。平時における性暴力も含め、被害実態と責任の所在を明確にする。

出版社・メーカーコメント

軍隊はなぜ性暴力を引きおこすのか。その実態を綿密に検証・分析し、「慰安婦」問題が単なる「強制の有無」ではなく、「制度」(構造的暴力)の問題であることを衝く。沖縄など今なお続く性暴力にも目を向け、歴史を直視し、誠実に向き合うことを問いかける。

著者紹介

高良 沙哉 (タカラ サチカ)  
1979年沖縄県生まれ。北九州市立大学法学部法律学科卒業。同大学大学院法学研究科法律学専攻修士課程修了。同大学大学院社会システム研究科地域社会システム専攻博士後期課程修了(博士(学術))。2006年大学兼任講師。2010年沖縄大学人文学部福祉文化学科専任講師。現在、沖縄大学人文学部福祉文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)