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情報とインセンティブの経済学

有斐閣ストゥディア

出版社名 有斐閣
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-641-15072-0
4-641-15072-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 292P 22cm

商品内容

要旨

経営者の報酬をどう決める?ストア・マネジャーをどの指標で評価する?安価なチェーン店を新たに作るべき?ビジネスを起業し成長させていく架空のストーリーから、情報とインセンティブに関わる問題を追体験し、理論のエッセンスを楽しく学べる新しい教科書。

目次

情報・インセンティブ・契約―学ぶ必要がある大切なこと
第1部 モラル・ハザードの問題と解決策(期待効用理論とリスク分担―ビジネスのリスクはどのように分担されるべきか?
モラル・ハザード
基礎編―真面目に働いてもらうことは難しい?
モラル・ハザード:応用編―仕事の成果はどのように評価すればよいか?
組織の中のモラル・ハザード)
第2部 アドバース・セレクションの問題と解決策(アドバース・セレクション―隠された知識が引き起こす問題とは何か?
シグナリング―隠された知識はどのように伝達するべきか?
スクリーニング―顧客の好みをどうすれば知ることができるか?)
第3部 コミットメントの問題と解決策(コミットメント―退路を断つことのメリットとは何か?
不完備契約:基礎編―取引相手に足元を見られないためには?
不完備契約:応用編―どこまで自社で行うべきか?)

著者紹介

石田 潤一郎 (イシダ ジュンイチロウ)  
大阪大学社会経済研究所教授。2000年、ウィスコンシン大学マディソン校経済学部博士課程修了(Ph.D.)。信州大学経済学部講師、同助教授、大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授、同准教授、大阪大学社会経済研究所准教授を経て、2010年より現職
玉田 康成 (タマダ ヤスナリ)  
慶應義塾大学経済学部教授。2002年、ウィスコンシン大学マディソン校経済学部博士課程修了(Ph.D.)。慶應義塾大学経済学部専任講師、同准教授を経て、2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)