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BREXIT「民衆の反逆」から見る英国のEU離脱 緊縮政策・移民問題・欧州危機

出版社名 明石書店
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-7503-4618-2
4-7503-4618-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 394P 20cm

商品内容

要旨

本書のねらいは、BREXITのプロセスの底流に潜む民衆の動きを正しく把握しながら、かれらが各々の局面でいかなる反応を示したかを明らかにすることである。その目的は、政治家やその他のエリートに対する民衆の反逆を浮彫りにさせることである。これによって、かれらがBREXITのドラマで主役の座を占めた姿を表に出すことにしたい。これらを通して、BREXITが今後のイギリスとEUにとって何を意味するかを考えること、これが本物の動機となっている。

目次

Brexitで問われているもの
第1部 イギリスの緊縮政策と総選挙(緊縮政策の経済的・社会的諸結果
二〇一五年の総選挙と保守党の勝利)
第2部 イギリスのEUレファレンダム(国民投票)(EUレファレンダムのキャンペーン
EU離脱派の勝利とそのインパクト)
第3部 Brexitの影響と交渉プロセス(Brexitとイギリスの政治・経済・社会問題
Brexitとイギリスの対EU関係
Brexitの交渉と総選挙)
Brexitが意味するもの

著者紹介

尾上 修悟 (オノエ シュウゴ)  
1949年生まれ。西南学院大学経済学部教授。京都大学博士(経済学)。日本EU学会理事。2000年と2004年にパリ・シアンス・ポリティークにて客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)