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対テロ戦争の政治経済学 終わらない戦争は何をもたらしたのか

出版社名 明石書店
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7503-4659-5
4-7503-4659-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 340P 20cm

商品内容

要旨

9.11同時多発テロ後、ブッシュ大統領が開始を宣言した対テロ戦争は、アメリカの「もっとも長い戦争」となっている。欧米でもテロが頻発し、「戦場」はアフガニスタン・イラクにとどまらず、グローバルに拡大している。なぜアメリカはこの戦争を強行したのか?そしてなぜ終わらないのか?日米安保体制の強化に突き進む日本も、この戦争と無関係ではありえない。日本と、そして世界の安全保障のために我々が進むべき道は?

目次

第1章 アフガニスタンにおける「対テロ戦争」
第2章 ブッシュ政権のイラク攻撃戦略
第3章 アメリカの「繁栄」の命綱としての基軸通貨特権
第4章 イラクにおける「対テロ戦争」
第5章 イラクにおける「対テロ戦争」の新たな展開
第6章 終わらない「対テロ戦争」
第7章 「対テロ戦争」と日本

著者紹介

延近 充 (ノブチカ ミツル)  
慶應義塾大学経済学部教授。1953年京都市生まれ、71年京都教育大学附属高等学校卒業、79年慶應義塾大学経済学部卒業、81年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、84年同博士課程単位取得退学。1981年慶應義塾大学経済学部助手、91年同助教授を経て、2012年より現職。専門はマルクス経済学、現代資本主義論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)