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アーネスト・ダウスン作品集

岩波文庫 32−295−1

出版社名 岩波書店
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-00-322951-4
4-00-322951-7
税込価格 836円
頁数・縦 298P 15cm

商品内容

要旨

19世紀英国の世紀末詩人ダウスン(1867‐1900)。その作品世界は、生への倦怠感、還らぬ過去へのやるせない悔恨の念に満ち満ちている。名篇「シナラ」をはじめ、たまゆらで果かないものへの思いを哀切に綴った詩34篇と、「エゴイストの回想」「遺愛のヴァイオリン」等5篇の短篇小説を収録。「悲恋と秋と酒の詩人」の詞華集。

目次

『詩集』より(短き生はわれらが長き希望を抱くを許さず
花冠
不断の礼拝を捧げる尼僧たち
日没のヴィラネル
ベドラムの君に
不浄の愛
ブルターニュのイヴォンヌ
少女の手に寄する
我は良きシナラの支配を受けし頃の我にはあらず
憂鬱
おお死よ!己が蓄へしものに安心を見出す輩にとりて、汝の記憶はいかに苦きことか
秋の歌
晩祷
終油礼
最後の未練
月の叡知

運命が許す間に愛で目を満ち足らしめよ
エピグラム
無言歌)
『韻文と散文による装飾集』より(三人の魔女
詩人の道
サン・ジェルマン=アン=レイ
ブルターニュの墓地にて
ブルターニュの午後
交換
愚かな質問をする御婦人に
ロンド
滅びゆくもの
最後の言葉
幸福の島
市場
毒酒アプサント
訪れ
夢の王女)
小説(エゴイストの回想
遺愛のヴァイオリン
十日の菊
ブルターニュの林檎の花
フランシス・ドンの死に方)
付録(文壇閑話(アーサー・シモンズ)
アーサー・シモンズ宛書簡)