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人道的介入 正義の武力行使はあるか

岩波新書 新赤版 752

出版社名 岩波書店
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-00-430752-5
4-00-430752-X
税込価格 858円
頁数・縦 214,6P 18cm

商品内容

要旨

極度の迫害を受け、生命が危険にさらされている人々に対して、国際社会には何ができるか。彼らを救うのに武力以外の手段がないとすれば、どうしたらよいのか。人道的介入の名目でNATOが行ったユーゴ空爆をはじめ、ソマリア、ルワンダなど、数々の地域紛争を検証し、21世紀における平和のあり方、人道的であることの意味を考える。

目次

序 世紀の難問―複雑化した平和のなかで
第1章 人道的介入とは何か
第2章 試練の国連体制
第3章 「人道的戦争」―コソヴォのはかない春
第4章 正戦論をおしとどめて―人道的救援と軍事
第5章 市民的介入の論理
終章 終わりなき課題

出版社
商品紹介

生命が危ぶまれるような迫害を受けている人々に対して、国際社会は何ができるのか。戦後の各地の地域紛争を検証し、難問に迫る。

著者紹介

最上 敏樹 (モガミ トシキ)  
1950年北海道生まれ。1980年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、国際基督教大学教授、同大学平和研究所所長。専攻は国際法、国際機構論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)