• 本

ノモンハン戦争 モンゴルと満洲国

岩波新書 新赤版 1191

出版社名 岩波書店
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-00-431191-1
4-00-431191-8
税込価格 924円
頁数・縦 241,5P 18cm

商品内容

要旨

一九三九年のノモンハン戦争は、かいらい国家満洲国とモンゴル人民共和国の国境をめぐる悲惨な戦闘の後、双方それぞれに二万人の犠牲をはらって終結した。誰のため、何のために?第二次大戦後、満洲国は消滅して中国東北部となり、モンゴルはソ連の崩壊とともに独立をまっとうした。現在につながる民族と国家の問題に迫った最新の研究。

目次

第1章 「事件」か、「戦争」か
第2章 満洲国の国境とホロンボイル
第3章 ハルハ廟事件からマンチューリ会議まで
第4章 抵抗するモンゴルの首脳たち
第5章 受難のブリヤート人―汎モンゴル主義者
第6章 汎モンゴル主義
第7章 ソ連、モンゴルからの満洲国への脱出者
第8章 戦場の兵士たち
第9章 チョイバルサンの夢―果たせぬ独立
第10章 誰がこの戦争を望んだか

著者紹介

田中 克彦 (タナカ カツヒコ)  
1934年兵庫県に生まれる。1963年一橋大学大学院社会学研究科修了。現在、一橋大学名誉教授。専攻は言語学、モンゴル学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)