• 本

自由民権運動 〈デモクラシー〉の夢と挫折

岩波新書 新赤版 1609

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-00-431609-1
4-00-431609-X
税込価格 902円
頁数・縦 232P 18cm

商品内容

要旨

維新後、各地で生まれた民権結社。それはさまざまな理想と幻想が渦巻く“デモクラシー”の拠点であった。新政権への割り込みを狙う人びと、政府に抗い新しい社会を築こうとする人びと。激変する時代への不安と期待が「自由民権」の名のもとに大きな歴史のうねりとなってゆく。激化事件による終焉までを描く。

目次

第1章 戊辰戦後デモクラシー
第2章 建白と結社
第3章 「私立国会」への道
第4章 与えられた舞台
第5章 暴力のゆくえ
終章 自由民権運動の終焉

おすすめコメント

維新後、各地で生まれた民権結社。新しい社会を自らの手で築く理想は、なぜ挫折に終わったのか。

著者紹介

松沢 裕作 (マツザワ ユウサク)  
1976年東京生まれ。1999年東京大学文学部卒業、2002年同大学院人文社会系研究科博士課程中途退学、東京大学史料編纂所助教、専修大学経済学部准教授を経て、慶應義塾大学経済学部准教授。専門は日本近代史、とくに近世・近代移行期の村落社会史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)